ホーム 最新情報 情報技術センター 画像情報応用 教育研究 データ FAQ アクセス サイトマップ リンク

気象衛星NOAAによる火山監視
東海大学情報技術センター/宇宙情報センター


概要:
このページでは気象衛星NOAAが観測した日本各地に点在する火山の最新画像を掲載しています。
画像はNOAA衛星が最新の観測を行うたびに熊本にある東海大学宇宙情報センターで自動受信・処理され、ネットワーク経由で東京の東海大学情報技術センターに転送され、このホームページにアップロードされます。
なお、衛星画像の即時配信に関する研究の一環として、このほどiモードによる画像配信も試験的に開始しました。合わせてご利用ください。
iモードのアドレスはhttp://www.tric.u-tokai.ac.jp/rsite/r1/vol/i/index.htmlです。

観測領域の説明    
火山名 観測領域 標高 緯度経度
御岳(Otake) 諏訪之瀬島を中心とした200Km×200Km 799m N29°38'18" E129°42'50"
南岳(Minamidake) 桜島を中心とした200Km×200Km 1040m N31°43'00" E130°39'37"
雄山(Oyama) 三宅島を中心とした200Km×200Km 813.9m N34°04'55" E139°31'34"
硫黄岳(ioudake) 薩摩硫黄島を中心とした200Km×200Km 704m N30°47'35" E130°18'19"
観測画像の説明
この画像は気象衛星NOAAの可視赤外放射計AVHRRが観測した中間赤外チャンネル(Ch.3;3.55-3.93micron)の画像です。
日中は太陽光の反射が支配的となり、対象物は可視画像と同様な画像が得られます。夜間は対象物の熱を捉えるため、温度が高いところほど白く、温度が低いところほど黒く表示されます。火山活動が活発な時に現れるホットスポットは、夜間のみ捉えることができます。また、観測領域以外の場合は画像全体が白く表示されます。
この画像は気象衛星NOAAの可視赤外放射計AVHRRが観測した可視チャンネル(Ch.1;0.82-0.87micron)の画像です。
対象物の太陽光による反射を捉えるため日中の観測に限りますが、大規模な噴火があった際は噴煙は白く表示されます。
また、観測領域以外の場合は画像全体が白く表示されます。
この画像は気象衛星NOAAの可視赤外放射計AVHRRが観測した熱赤外チャンネル(Ch.4;10.30-11.30micron)と(Ch.5;11.50-12.50micron)による差画像です。噴煙と雲域の識別について、観測波長帯が異なる2つの熱赤外チャンネルの差を用います。この差より、以下の様な傾向が見られます。
・Ch.5-Ch.4>0ならば噴煙(画像では白く表示されます)
・Ch.5-Ch.4<0ならば雲域(画像では黒く表示されます)
※観測領域以外の場合は画像全体が白く表示されます。
※但し、水蒸気等の影響によって、識別が困難な場合があります。
この画像は気象衛星NOAAの可視赤外放射計AVHRRが観測した可視チャンネル(Ch.1),近赤外チャンネル(Ch.2;0.725-1.10micron),熱赤外チャンネル(Ch.4)を、それぞれRed・Green・Blueに割り当てたRGB合成画像(日中版)です。 差画像では識別が困難な場合があるため、噴煙を強調する目的でカラー合成を施しました。日中観測が可能な可視・近赤外チャンネルを用いることで、大規模な噴火があった際は噴煙は黄色く表示されます。 Red…Ch.1 Green…Ch.2 Blue…Ch.4 ※観測領域以外の場合は、画像全体が灰色に表示されます。
この画像は気象衛星NOAAの可視赤外放射計AVHRRが観測した中間赤外チャンネル(Ch.3),熱赤外チャンネル(Ch.4),熱赤外チャンネル(Ch.5)を、それぞれRed・Green・Blueに割り当てたRGB合成画像(夜間版)です。 差画像では識別が困難な場合があるため、噴煙を強調する目的でカラー合成を施しました。中間赤外チャンネルをRedに割り当てたため、大規模な噴火があった際は噴煙は赤く表示されます。 Red…Ch.3 Green…Ch.4 Blue…Ch.5 ※観測領域以外の場合は、画像全体が灰色に表示されます。

Copyright©1996, by Tokai University Research & Information Center
No reproduction or republication of any contents on TRIC HOME PAGE without written permission
All Rights Reserved
e-mail:kcho@keyaki.cc.u-tokai.ac.jp
Updated on daily