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産学連携研究:超高精細(HEVC 8K×16K)サイネージシステムを"Inter BEE 2019"に出展
 
 東海大学情報技術センター(TRIC)では、宇宙から地球環境の変化を観測する衛星情報システムを構築し、地球環境や災害の調査、宇宙考古学、防犯ビデオ解析等、リモートセンシングや画像処理分野での社会ニーズへの対応を行っています。その中で、2017年度から、(株)テクノマセマティカル(TMC)社との共同研究「8K超高精細映像処理モジュールの開発」を進めており、今回、汎用PC1台と8Kモニター4台のみのシステム構成で16K映像の再生を可能とする超高精細サイネージシステムの実現に成功し、2019年11月13日~同15日に開催された国際放送機器展“InterBEE2019(於幕張メッセ)”に出展しました。
 展示した映像は、地球観測衛星Terraが撮影した地球とWorldView-2が撮影した東京上空の観測データを、情報技術センターが独自開発したソフトウェアTIPEで画像処理し、TMC社独自のコンピュータアルゴリズムDMNA (Digital Media New Algorithm)を用いた圧縮伸張技術で最適化することにより、8K×16K_60P(H.265/HEVC)の超高精細映像コンテンツとして編集・制作したもので、16K×8Kの画面構成での再生も可能となっています。


8K×16K画面構成の展示(TMC社ブース)