第50回海外研修航海

気象衛星ひまわり8号の画像で見る
望星丸の位置と周辺の状況
 

東海大学情報技術センター/宇宙情報センター

概要:

 望星丸は、47日間の航海を終え、3月27日に無事、寄港地の横浜港に入港しました。研修団、船員、練習学生の皆様、お疲れさまでした。このページでは、研修航海中、気象衛星ひまわり8号が観測した最新の地球の画像に望星丸の航跡・現在位置をプロットしたものを毎日、公開しました。ご利用、ありがとうございました。この画像は、帰港した3月27日のひまわりの画像に今回の全航路をプロットしたものです。

 

  

気象衛星ひまわりの赤外画像にプロットした望星丸の全航跡

(空色線が望星丸の航跡、赤点が寄港地)

画像の説明:

  • 今回の航海は、西経110度付近の太平洋上に浮かぶイースター島を目指しています。気象衛星ひまわりが観測できるのは西経140度あたりまでです。2月11日現在、望星丸はひまわりの画像の端にあります。そこで、しばらくは、画像の中心位置を西経160度に移動して表示します。これにより、望星丸の航跡は分かりやすくなりますが、ひまわりが観測できない範囲は黒地で表示されます。ご了承ください。

  • 気象衛星ひまわり8号に搭載された赤外センサが観測した北太平洋周辺の画像です。ここでは温度が低いところほど明るく見えるように処理してあります。このため、温度の低い雲は昼夜にかかわらず白く見えます。黒く見える領域はほぼ晴れている領域と見なすことができます。

  • 画像の横に赤字で書かれている日時はひまわり8号の観測開始時間を世界標準時UTで示したものです。例えば、02:32UTは+9時間すると日本標準時11:32JSTとなります。ひまわり8号は赤道上空からセンサのミラーの角度を少しずく変えて、地球を北から南(つまり画像の上から下)まで約10分かけて観測していきます。

  • 10分毎にひまわり8号が観測した最新の画像を気象庁からインターネット経由で取得し、このホームページに掲載します。10分毎の雲の動きがよくわかります。なお、望星丸の位置情報は、原則、1日1回の更新となります。

 



 

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協力: JST, CREST/EMS/TEEDDA 

         情報理工学部情報科学科長研究室

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Updated 2019/3/27