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MODISセンサのデータ受信・処理を開始


 NASAの衛星TERRAに搭載されたMODISセンサデータの直接受信を2001年夏より定常的に開始ししました。 
 衛星からのデータの受信は東海大学で開発された5メートル直径のパラボラアンテナを使用した高性能X-Band受信システムを使用しています。衛星データの受信および基本処理(レベル0データ処理)は東海大学宇宙情報センター(TSIC)でおこなっております。そして,この基本処理が施されたデータをネットワーク経由で東京の情報技術センター(TRIC)へ送り,さらにセンサの校正処理等を施し,Level-1A,1Bと呼ばれるデータに変換されます。
 現在これらのMODISデータは東海大学,NASDAの研究協力協定のもとにNASDAに定常的に提供され,地球環境の研究用のデータのひとつとして利用されています。また今後さまざまな機関とも連携してデータの解析を進める予定です。

多衛星対応地球観測衛星受信用5mアンテナ
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