画像処理ソフトウェアシステム「TIPE」の誕生

東海大学情報技術センターでは1974年の開所以来、人工衛星データや様々な画像データの処理を行なってきました。開所当時、コンピュータはハードウエア、ソフトウエアともに大変高価で普及度も低く、それゆえ画像処理用ソフトウエアなども市販されておらず、独自に開発する必要がありました。東海大学情報技術センターでは、リモート センシングという言葉も耳新しい時代から、リモートセンシングのための画像処理システムの構築に着手し、 このシステムをTIPE(Tokai Image Analysis System Interactive Processing Executive)と名づけ、次のような設計方針のもとで開発に取り組んできました。
  1. 画像処理プログラムが、利用者から見て理解し易いように体系化されていること。
  2. プログラムの検索と利用が容易であること。
  3. 画像ファイルの操作が容易であること。
  4. プログラムの変更、削除に対する柔軟性およびプログラムの追加に対する拡張性 が高いこと。
  5. システム全体の移植性が高いこと。
  6. システムのハンドリングが容易であること。
  7. 画像の検索機能があること。
  8. 全体的にはユーザが画像処理の内容そのものに専念できるシステムであること。
TIPEはその後IT技術の革新やデータ量の増大、多様化するニーズに時事対応してヴァージョンアップを重ね、その設計思想を変えることなく今も画像処理分野における最前線 のソフトウエアシステムとして稼動しています。
 
    
TIPEのソフトウェア構成