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この調査は、流域界を単位とした国土開発計画を進めるためのデータ収集の一環として行われたもので、ランドサットデータを用いて土地被服分類を自動的に行うための処理システムを確立することを目的としている。流域界のモデルとしては相模川流域を選定し、まず同地域のランドサット画像を精密幾何補正した後、グラントゥルース(地上調査)データをもとにトレーニングエリアを厳密に選択した。そしてマン・マシン・インタラクティーブ系を用いた再回帰的な分類法を用いることによって、幾何学的精度が高く、分類精度も良好な土地被服分類結果が得られた。分類結果は縮尺10万分の1のカラーコード化された地図として出力した。この調査により、リモートセンシングによる実用的な土地被覆調査の手法が確立できた。
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Updated on November 9, 1996