地球観測衛星画像4Kシアター開催

東海大学情報技術センターとJAXAは、地球観測衛星画像4Kシアターを3月17日に新丸の内ビル3Fアトリウム広場で開催した。この企画は、人工衛星が捉えた地球の映像紹介を目的に3月31日まで「丸の内地球市民ギャラリー」として宇宙航空研究開発機構(JAXA)が東京丸の内北口広場で展示開催する催しの一つとして共催したもので、衛星画像による魅力ある地球の映像を4Kの超高精細動画で上映した。

会場では、高解像衛星画像を用いた東京駅周辺のスクロール映像をはじめ、夜の地球の姿、MTSAT画像を用いた一年間の地球の雲と水蒸気変化などを約15分の作品として繰り返し放映した。
放映は多くの来場者があり、スクロール映像では自分の知る町並みを指さし、隣の友人に街の説明をする人、夜の地球を見て都心や道路網の光から、「経済活動が判る気がする」とコメントする人、「こんなに地球は水蒸気をまとっているなんて」と驚嘆する人などが目立った。

今回の企画は一日の開催ではではあったものの、多くの方に地球観測衛星画像4Kシアターの魅力を理解してもらうことができた。今後の企画と4K映像制作に期待頂きたい。