東海大学情報技術センター

中島孝教授が松前重義学術賞を受賞

　このほど、情報技術センターの中島孝次長（情報理工学部情報科学科教授）が松前重義学術賞を受賞されました。松前重義賞は、本学の創立者松前重義博士を記念して設立された賞で、建学の精神に基づき、文化・スポーツ・学術研究の分野で顕著な成績（業績）を収めた学生、生徒、児童、園児、教職員と卒業生を顕彰するものです。このうち、学術賞は専任教職員として勤続10年以上で、学術研究上の業績が抜群であり、学術の水準向上に顕著な功績を残した研究者が対象です。受賞テーマは「衛星リモートセンシングによる雲特性研究、及び再生可能エネルギー研究への展開」です。地球大気科学の進展とリモートセンシング技術の発展に対する貢献，さらにGCOM-C衛星，EarthCARE衛星プロジェクト，JST-CRESTの研究代表者を長年担当してきた経緯が審査委員から高く評価され、受賞となりました。中島教授は、「東海大学においては研究と教育に力を入れてきました．今回，研究分野が評価されて大変うれしく思います．今回の受賞をはげみに研究レベルを一層向上させ，さらに教育の質を上げていきます．」と受賞の喜びと決意を語っています。