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衛星データの森林環境調査への実利用研究
熊本県における森林環境調査

人工衛星データは、地球規模からローカルな地域までの観測が可能であることから、広範囲の森林環境などの調査に大変適しています。情報技術センターでは、衛星画像を用いた熊本県の森林経年変化を対象とした調査を1987年以来毎年実施してきました。
この調査では、精密幾何補正を行った2時期の衛星画像から分類処理と地上検証によって、それぞれ土地被覆図を作り(図3,4を参照)、2画像間の土地被覆の 変化を調べることで、森林の伐採や復活の情報を提供しています。(図5を参照)
熊本県では、変化データを森林管理のための地図情報システム(GIS) に組み込み、データ更新および現地調査に活用しています。


調査対象地域
(熊本県)

画像処理:東海大学情報技術センター
データ : LANDSAT-5号 TM,LANDSAT-7号 ETM+
参考資料: 平成15年度 熊本県衛星データによる森林経年変化調査報告書